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2016年1月20日水曜日

とほん 新入荷 2016年1月




・文鳥文庫第二弾「ふたり」。16ページ未満の魅力的な8つの短編。なんと村上春樹さんと柴田元幸さんは改訂版という凄いことに!店頭では個別orセットで、通販はセットのみ販売です
http://wwwto-hon.com/?pid=97847426


・奈良在住の詩人・西尾勝彦氏が編集人となる旅人と詩人の雑誌「八月の水」4号が入荷しました。品切れとなっていた詩集「言の森」も重版されております。




2015年12月11日金曜日

とほん 新入荷 2015年12月

・酒井駒子、小川洋子コーナーをつくりました。酒井駒子「よるくま」「くまとやまねこ」「ぼく おかあさんのこと」「BとIとRとD」「金曜日の砂糖ちゃん」、小川洋子「琥珀のまたたき」「小川洋子の偏愛短編集」「ミーナの行進」、小川洋子・表紙イラスト酒井駒子「最果てアーケード」、穂村弘作・酒井駒子絵「まばたき」、糸井重里・表紙イラスト酒井駒子「夜はまっている」など展開中。




・書肆侃侃房の取り扱いを始めました。今回入荷したのは、笹井宏之の歌集3点、新鋭短歌シリーズでは木下龍也、堀田李何、土岐友浩、岡野大嗣、伊舎堂仁、竹内亮、中家菜津子。現代歌人シリーズでは駒田晶子、松村由利子、岡井隆、江戸雪、笹公人、フラワーしげる(西崎憲)の歌集。



・奈良在住の歌人・山上秋恵さんの初歌集「オレンジの墓標」。自らのつらく苦しい人生を見つめ、その心境を鮮やかに言葉に置き換えています。箱入りの造本も素敵です。NHK短歌大賞、与謝野晶子短歌文学賞受賞。




・ 「小泉今日子 書評集」読売新聞書評欄にて読書委員を担当した小泉今日子さんがおすすめした97冊の書評を収録。



・フォークシンガー世田谷ピンポンズさん作成リトルプレス「印象」。哀愁漂う詩と引き込まれる輪佳さんのイラスト。歌声だけではなく詩画集となっても心に響くのはピンポンズさんの歌に私小説的な世界観あるからこそ。読めば歌を聴きたくなり、聴けばその詩画集を開きたくなります。

 
・高橋和枝さんのポストカード4点。書籍「さよならのあとで」にも使われたイラストなど計4点。すっと胸に入り込んでくる素敵な雰囲気です。


 
・「給水塔」比留間幹写真集。日本各地より給水塔のある63の風景を収録。給水塔ファン必見です。



・リトルプレス「lithopress」。大阪にある多肉植物とサボテンのギャラリーショップの植物を撮影した写真集。見事な多肉植物を美しく写真におさめています。多肉植物好きの方、必見です。




 ・「BOOK5 19号」トマソン社。特集は「年末恒例アンケート 今年の収穫」です。キラキラした表紙イラストが常ならぬ気合を感じます。



・奈良充02号「口ずさみたい万葉集の歌50」。大人気の奈良マンホール本に続く第二弾。奈良ガイドとして大人気のブログ「奈良に住んでみました」から発行のリトルプレスです。


・遊星商會「綺羅星紙 銀」。B5サイズの厚紙6色各1枚に、星座と雪の結晶デザインを銀箔でおした紙のセットです。新作になります。 通販ページ 


・ 遊星商會「綺羅星紙 虹」。B5サイズの厚紙6色各1枚に、星座と雪の結晶デザインを虹色の箔でおした紙のセットです。新作になります。 通販ページ 


・ ミシマ社「コーヒーと1冊」シリーズ
「辛口サイショーの人生案内」最相葉月
「K氏の遠吠え」江弘毅
「イナンナの冥界下り」安田登。
コーヒーを飲みながら軽く読める本として発行されたシリーズの第2回配本です。とても面白くて、ページ数も少ないので読み終える楽しさを味わえます。


・東日本大震災復興支援チャリティーカレンダー2016「かなでる」写真・齋藤陽道。心に響く写真が6枚。売上金の一部は寄付されます。詳しくは 通販ページ にて。


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2014年6月7日土曜日

花を知る、季節を知る 『季節を知らせる花』白川明大・文/沙羅・絵


山川出版社から「季節を知らせる花」が入荷しました。古典などから引用される花の姿を読んでふむふむ、豊富な木版の挿絵をしげしげ。きれいで、やさしい本です。




中身を少しだけ。あやめのページです。この項目でも書かれていますが、あやめ、花しょうぶ、かきつばたの見分けは難しいです。実は昨日、お迎いの奥さんにお花をいただいたのですがー。あー。

2014年6月2日月曜日

本の雑誌社より『本屋の雑誌』『文字の食卓』入荷しました。


400ページ、どこを開いても本屋の話。『本屋の雑誌』は書き下ろしの記事と本の雑誌に掲載された本屋記事を再録したものがまとめられています。現在の町の本屋の現状を考察した記事から、なぜ本屋に行けばトイレに行きたくなるのか、さらには書店員すごろく、海文堂の閉店、カバー折りの旅、などなど。硬軟織り交ぜ笑いあり涙あり、本屋の魅力がギュッと詰まっております。読めば本屋さんに行きたくなる間違いなしです。

ツイッターでも話題になっております。
『本屋の雑誌』(本の雑誌社)反響まとめ

目次をここに貼り付けようかと思いましたが長大なものになりますので
ぜひ本の雑誌社のページでチェックしてみて下さい。




本の雑誌社からもう1冊。「文字の食卓」正木香子が入荷しております。様々な名文を、その名文たらしめる書体を使って引用し、思い入れたっぷりのエッセイにて紹介しています。まどみちお「ふしぎなポケット」石井中ゴシック、堀江敏幸「雪沼とその周辺」精興社書体、荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」ゴーシャなどなど、登場する書体はなんと39。

紹介する名文と書体の組み合わせの素晴らしさもさることながら、そのことについて語る正木さんの文章もまた名文です。こんな素晴らしいエッセイを書く人がいたのかと驚きました。文章と書体と正木さんの熱い思いが渾然一体となってこの本の中で息づいております。

本の雑誌社さまのページにて
本書で紹介されている39書体の目次がありますので
ぜひご覧下さい。

2014年5月28日水曜日

ねじまき堂『吉野林業全書 杉箸セット』『吉野林業てぬぐい』と絵本『日本の材木 杉』理論社



吉野のねじまき堂より「吉野林業全書 杉箸セット」が入荷しました。吉野杉を使った割り箸と箸袋には明治31年刊の吉野林業全書の挿絵を印刷。作業の様子が伝わる生き生きとした絵につい見入っていまします。

同じく挿絵を使った手拭いも好評です。こちらは『杉洗丸太製造』など3種類ございます。



映画「WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~」も公開されるなど、今再び林業が注目されております。興味のある方には『日本の材木 杉』理論社をおすすめいたします。なんともゆるいバスガイドと巡る杉ツアー。杉の生態、杉と人の歴史、杉でつくられる製品など基本をしっかり説明する文章のなか、ツアーに参加しているキャラクターが妙にシュールでじわじわ面白いです。


2014年4月21日月曜日

羽鳥書店『野兎の眼』『土偶・コスモス』『「女川一中生の句 あの日から』

羽鳥書店より3点追加入荷いたしました。


松本典子『野兎の眼』

奥吉野の風景と、そこで出会った少女を10年間撮り続けた写真集です。吉野の大自然というよりは、その細部のひとつひとつを。少女から大人へ、そして母となる女性の日々の断片を。時の流れを感じさせながら、そのかけがえのない一瞬一瞬を鮮やかに切り取った写真の数々がとても眩しく、全てが愛おしくなります。こちらはサイン本です。




『土偶・コスモス』

大好評だったMIHO MUSEUM「土偶・コスモス展」公式カタログです。みみずく、遮光器、十字形、ハート形、河童形などの土偶、土器の写真を320点収録。地方ごとの出土点数や大きさなどのデータ、様々な角度から土偶を論じた文章もあります。
表紙も目を引きますが、本を開いてもさらに目が離せなくなる写真ばかり。それぞれの土偶が一番魅力的な角度で写されており、特徴的なものは背面もしっかりと撮影されています。土偶入門書として最適なだけでなく、土偶ファンの方は1冊持っておきたくなる素晴らしい内容です。

目次
1 縄文土偶――物語性の造形
2 五体を揃え、女性らしくなる土偶
3 壊された土偶
4 さまざまなポーズ、異形のものたち
5 意味を持つ数
6 多様化する土偶と遮光器土偶の展開
7 西日本の土偶
8 縄文ランドスケープ”大湯環状列石”
9 ストーンサークルと「第二の道具」
10 縄文に魅せられた現代文化人




「女川一中生の句 あの日から」

宮城県女川第一中学生で2011年5月、11月に行われた俳句の授業。中学生たちがあの日に見た景色、感じた思いを俳句として残しました。素直な言葉、飾らない言葉、何気ない言葉。真っ直ぐな言葉がすっと胸の奥に入り込みます。
そして、その俳句はどのような背景で詠まれたのか。小野記者による取材により、五七五の言葉の意味がより切実に伝わってきます。


・その他とほんに在庫のある羽鳥書店刊の書籍(4月21日現在)

『冬の夏』三瀬夏之介
『現代アートの行方』三瀬夏之介×池田学
『幻想都市風景』光嶋祐介(サイン本)
『いま読むペロー「昔話」』工藤庸子
『パトさん』がんも大二
『夢十夜を十夜で』高山宏
『すずしろ日記』山口晃(サイン本)

2014年4月1日火曜日

『きんぎょのおつかい』高野晴市/絵・与謝野晶子/文

高野晴市/絵・与謝野晶子/文「きんぎょのおつかい」が入荷しました。

レトロな風合いのイラストに、「駅夫さん」などひと昔前の言葉もあり懐かしい雰囲気が楽しめる絵本です。電車に乗っておつかいに行く3匹の金魚の珍道中がコミカルに描かれています。擬人化した金魚ではなく、まさに金魚が電車に乗るための苦労の数々。無事におつかいを終えて家に帰ってくることができるのか。凝り過ぎない素直な展開がとても心地よいです。

本文ではまったく触れておりませんが、おつかいの無事を心配して見守っている猫の姿も楽しいです。



2014年3月22日土曜日

『読む時間(ON READING)』アンドレ・ケルテス/創元社

さまざまな国や場所で何かを読む人たちの姿を写した写真集「読む時間(ON READING)」入荷しております。

 読む時間というは不思議です。姿は見えているのにその心は本や新聞の中に入り込んでいます。この写真集のなかで本を読む人たちのは、いったい
何をどんな気持ちで読んでいるのか。その微妙な表情や思い思いの姿勢から、彼らが何を思っているのか気になって見入ってしまいます。そんな私がこの本を開いている姿もまた彼らと同じであり、そんな時間こそが「読む時間」なのでしょう。

読むことを愛する全ての人に見てもらいたい写真集です。



『まほろばの王たち』仁木英之/講談社

奈良在住の人気作家・仁木英之さんの「まほろばの王たち」入荷しております。

古の奈良を舞台に賀茂役小角と物部の末裔・広足の壮大な冒険を描いた小説です。ページを開くとグイグイ物語りに引き込まれていきます。古代史ファン、役小角ファンだけでなく奈良の魅力を再発見する一冊として多くの人に読んで欲しい物語です。



『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん』高野文子/福音館書店

高野文子さん始めての絵本「しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん」入荷しております。あたたかみのあるイラスト、心地よいリズムの文章、眠る前に布団で読み聞かせるのにとてもよい絵本です。

小さな子供の頃、布団の中に入ってから眠りに落ちるまで、あなたは何を考えていたでしょうか。この絵本で主人公の男の子(丸坊主なのでたぶん男の子だと思います)は「しきぶとんさん」「かけぶとんさん」「まくらさん」にいろんなお願いごとをします。私はしきぶとんにお願いごとをした記憶はありませんが、まくらに向かって朝何時に起こしてほしいとかこんな夢がみたいと頼んだことはあります。そんなことを思いだしながら、布団に入ったうちの娘によく読み聞かせしました。

何度読んでも飽きのこない、気持ちよく眠れる絵本です。




『こんなにたしかに』まどみちお/理論社

「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」「一ねんせいになったら」など童謡の作詞で有名なまどみちおさんが先日、104歳でお亡くなりになました。

まどさんの詩はやさしい言葉で私たちが見過ごしてしまう大切なものを掬い上げてくれます。 詩というと難解なものだと思い込み遠ざけていた私に、詩の世界の楽しさを教えてくれたのはまどさんでした。

まどさんの詩は発見に満ちています。年を重ねることによって何かを悟ることよりも、まどさんのように何を見つけ続けることができたら、どんなに素晴らしい人生でしょうか。そうありたいと心から思います。

まどみちお『こんなに たしかに』理論社

から私の大好きな詩をひとつ引用させてください。

「どうしていつも」


太陽

月
星

そして

雨
風
虹
やまびこ

ああ 一ばん ふるいものばかりが

どうして いつも こんなに
一ばん あたらしいのだろう



『耳の人』西尾勝彦/ブックロア

奈良在住の詩人・西尾勝彦さんの新刊「耳の人」再入荷いたしました。この詩集に印刷されている文字は通常の本より少し小さめ。その小さな文字に目を凝らし、言葉を追いかけているうちに、気がつけば詩の世界に入り込んでいます。
「耳の人」は、しずかな、しずかな、物語です。
耳たぶの長い「耳の人」は歩くたびに、耳がたぷたぷとゆれます。独特のゆるやかな空気感を持つ詩を書いたこられた西尾さん。今回の「耳の人」ではまた新たな世界を生み出してくれました。しずかな時間の流れる連作詩集をぜひお楽しみ下さい。たぷたぷ。

西尾勝彦さん編集の雑誌「八月の水 2号」、詩集「フタを開ける」も在庫ございます。イベント告知用ポストカード、フリーペーパー「粥彦」など在庫ありましたらお渡しできますので店頭にてお声かけ下さい。



『5つのパンと2匹の魚』山吹草太/朱鳥社

奈良在住、山吹草太さんの詩と短編戯曲集「5つのパンと2匹の魚」が朱鳥社さまより入荷いたしました。 吉野弘氏が「生命に対する公平なまなざしのある作品群。生きることの困難さと矛盾に向き合う姿勢が感動的である」と評した作品です。生きる意味を問い直す言葉の数々。何度も読み返し、自分の心と向き合うことのできる一冊です。