高野晴市/絵・与謝野晶子/文「きんぎょのおつかい」が入荷しました。
レトロな風合いのイラストに、「駅夫さん」などひと昔前の言葉もあり懐かしい雰囲気が楽しめる絵本です。電車に乗っておつかいに行く3匹の金魚の珍道中がコミカルに描かれています。擬人化した金魚ではなく、まさに金魚が電車に乗るための苦労の数々。無事におつかいを終えて家に帰ってくることができるのか。凝り過ぎない素直な展開がとても心地よいです。
本文ではまったく触れておりませんが、おつかいの無事を心配して見守っている猫の姿も楽しいです。
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