2014年11月30日日曜日

高橋和枝「さよならのあとで」挿絵展


12月5日より開催の『高橋和枝「さよならのあとで」挿絵展』のフライヤーができました。

本日、イベントで展示する高橋和枝さんの絵が届きました。収録されている絵、未収録の絵。この本をつくった夏葉社の島田さんからどの絵を選ぶかとても悩んだというのがよくわかる素晴らしいものばかりです。

「さよならのあとで」のために高橋さんが描いたラフの絵もファイリングしてありますのでご覧いただけます。本書ではモノクロの絵ばかりですが、ラフの段階ではカラーの絵もあり、少し違った雰囲気の「さよならのあとで」の世界がありました。



12日5日から12月28日まで開催です。

2014年11月20日木曜日

11月22日「とほん・ザ・バーゲン」開催!


11月22日はやなぎまち商店街「柳の市」に合わせて「とほん・ザ・バーゲン」を開催いたします!


第4土曜日はやなぎまち商店街恒例の「柳の市」です。今回ははならぁと期間に開催したため柳4丁目のひとたらい市はありませんが、やなぎまち商店街の各お店がたらいを並べて限定商品の販売やおもてなしをいたします。

小谷商店さんの本わらび餅やサンプーペーさんの柳神くんパン。さくら倶楽部さんでは柳神くん紙芝居もあって見に来た子どもたちは妖怪ウォッチシールがもらえるとのことです。郡山八幡神社さまでは恒例のフリーマーケット「わいわい市」も。他にも様々なおもてなしがご用意されておりますのでぜひ足をお運び下さい!

当日はとほんでも「とほん・ザ・バーゲン」と題しまして店先で古本を販売いたします。通常100円の古本を3冊だと200円で販売。普段店頭にない本もたくさん並べる予定です。
やなぎまち商店街の第4土曜日「柳の市」をどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました!


2014年11月18日火曜日

夏葉社『さよならのあとで』 高橋和枝挿絵展


とほん初の企画展「夏葉社『さよならのあとで』 高橋和枝挿絵展』を開催します。期間は12月5日から12月28日。とほんの入っているレンタルスペース柳花簾壁面ギャラリーにての展示になります。
イベント内容は夏葉社刊『さよならのあとで』に挿絵として使われた絵や未掲載の挿絵の展示と販売。期間中は高橋和枝さんのポストカードも販売いたします。この企画は姫路「おひさまゆうびん舎」さま大阪「長谷川書店水無瀬店」で開催されていた高橋和枝挿絵展の巡回イベントです。さらには、5店舗同時開催「祝15周年 高橋和枝さんフェア」への参加企画でもあります。
『さよならのあとで』に掲載されているのは「死はなんでもないものです。私はただ となりの部屋にそっと移っただけ。」という言葉からはじまる42行の詩。イギリスの神学者ヘンリー・スコット・ホランドが書いたもので、海外の葬儀や追悼式など故人を偲ぶ場で読まれています。
これらの短い詩に高橋和枝さんの挿絵を加えて1冊の本にしたものが『さよならのあとで』になります。故人の立場から私たちに語りかける言葉が胸に響き、高橋和枝さんの絵を見ていると言葉にならない思いが溢れてきます。
少し先のイベントになりますので、追って詳しい情報をこちらでご紹介いたします。挿絵が届くのが楽しみです。



2014年11月14日金曜日

はならぁと郡山城下町「紙器工場跡」


はならぁと郡山城下町エリア、今回初めて会場となった紙器工場跡(土日のみ開場)はぜひ足を運んで欲しい素敵な空間です。2人の作家さんによる共同展示「つながって紡いでいく”もの”」「はなれても、心の中に残る”もの”」どの作品にも深い思いが込められていて見とれてしまいます。


個人的に驚いたのはガラスについた湯気の展示。何か特殊な技で固めているのかと思ったら、お湯を注いだ容器の上にガラスを置いて毎回作成しているとのこと。そう思えば自宅でも出来るのかも知れませんが、ガラスについた水滴はとても美しく、その場所、その瞬間でしか見ることができない形に心奪われます。


紙器工場の中に残されていた様々なものも展示されています。この場所は作家のひとりである厚芝さんの祖父が経営していた工場。会場として使うためにボランティアの人たちと大掃除をしたときに出てきてという、工場で使われていたものの数々、厚芝さんの祖父の描いた絵、家族の残した様々なものが置かれています。紙器工場跡が持っていた様々な物語に思いを馳せると、そこにあるひとつひとつのものが今までとは違った輝きを持って見えてきます。


とほんから紙器工場跡に向かうには近くの公園を抜けて歩道橋を通る小さな道が面白いのでぜひ歩いてみて下さい。はならぁと郡山城下町は16日までです。この週末ぜひ足を運んでみて下さい。

2014年11月13日木曜日

はならぁと郡山城下町「柳花簾(元森口畳店)」



とほんあるレンタルスペース柳花簾は元畳屋です。その奥の蔵も今回のはならぁと会場となっております。暗がりの中にある沢山のマッチ棒。ある場所では金魚の形となり、ある場所ではバラバラになっていて。さまざまな展示に映像も合わさって、金魚の持つ鮮やかさと儚さを深く感じ取ることができました。

奥の蔵にあったものばかりを使ってこんな素敵な展示が生まれるとは作家の西嶋さんのセンスに脱帽です。何回見ても飽きることなく細部までつくりこまれた展示に驚いてばかり。とほんの奥でこんな素晴らしい展示をしていただき嬉しくてしかたがありません。

実際の会場を見ていただきたいので写真は全体のほんの一部です。映像を見事に組み合わせているので直接その目でご覧ください。蔵の二階にも展示がありますので高い所が大丈夫なかたはぜひ木の梯子を上ってみて下さい。(降りるのはけっこう怖いです…)

11月16日まで公開中です。

2014年11月11日火曜日

はならぁと郡山城下町「南大工町の家」



はならぁと郡山城下町「南大工町の家」の展示は何度でも訪れたくなる素晴らしい空間でした。目を凝らすほど小さな、僅かな、微かな世界の中に引き込まれていきます。耳をすませてぜひ静謐な時間を堪能して下さい。



2階中央に置かれた紙もぜひお忘れなくお取り下さい。あまりの素敵な文章に心を奪われまいた。
2度訪れましたが、会期中時間があればまた足を運びたいです。今後も作家の今村遼佑さん展示などあれば見に行きたいと思うほどファンになってしまいました。実物をぜひご覧いただきたいので写真では建物を中心に撮っております。



詳しくははならぁとホームページにて。
http://hanarart.jp/2014/core/koriyama-minamidaiku

はならぁと郡山城下町「旧川本邸」




7日から始まった「はならぁあとin郡山城下町」の開催は16日までとなっております。素晴らしい作品は実際に見ていただきたいので、ひとまず建物写真にて旧川本邸会場をご紹介。一枚目の写真は外観からも一際目を引くハート型の格子を中から撮影したもの。大正13年につくられた木造3階建ての遊郭建築になります。

会場では建物の魅力と融合したアート作品がいろいろな場所に展示されております。各作品ごとに数字が書かれたカードが置かれていて、それを集めてながら建物内を移動。虫眼鏡を使って拡大して鑑賞したり、実際に作品の衣装を着ることができるなど、見るだけでなく体験できる趣向によってアート鑑賞に留まらない面白さがあります。

1階を中心に展示されているRe:planter。ガラスの中に植物がある「球体植栽」が各所に吊り下げられることによって遊郭建築がまた新たな魅力を生み出しております。 http://hanarart.jp/2014/artist/265

大和郡山のコア会場として人気の旧川本邸、アートファンならずともぜひ訪れて欲しい会場です。



旧川本邸の詳しくはこちらのリンクにて
http://hanarart.jp/2014/core/koriyama-kawamoto


2014年11月8日土曜日

11月7日から11月16日「奈良・町家の芸術祭 はならぁとin大和郡山」

「奈良・町家の芸術祭はならぁと2014」始まりました。




郡山城下町エリアは7日から16日の開催です。とほんの入っているレンタルスペース柳花簾では壁面ギャラリーと奥の蔵でも展示しています。隣の元パーマ屋さんも会場になっています。とほん前はインフォメーションを設置しており、缶バッチの販売やはならぁと無料MAPなどもお配りしていますのでお立ち寄り下さい。




・8日と15日はナイトビューイングで旧川本邸や南大工町の家など19時まで開場しております。歴史ある町家の夜の趣をぜひ堪能してください。

・スタンプラリーの台紙やクーポンのついた公式ガイドブック、各エリア特製缶バッチも発売中です。

・週末ははならぁとコア会場を結ぶ周遊バスも出ています。予約はこちらから。http://hanarart.jp/2014/about_bus

・はならぁとの詳しい情報などは公式ホームページにてチェックしてみて下さい。http://hanarart.jp/2014







そして、11月9日はひとたらい市開催予定です!あいにくの雨予報ですが10組以上の出店者さまにお越しいただく予定になっております。ぜひはならぁと共にひとたらい市にも足をお運び下さいませ。